3日目は新市街を中心に街歩きです。
広大な道路!無機質で大きな建物!
ソビエトの残り香を感じます…
御堂筋もびっくりの大きな道路です。
大きな道路のわりにそこそこ横断歩道があったので渡るのにはあまり苦労しません。
東南アジアだとほぼ横断歩道なんてないですからねぇ…
ウズベキスタンでよく見かける旧ソ連製であろう車
エンブレムから察するにGAZというロシアの自動車メーカーだと思います。
21世紀の今この時代にこういうデザインの車が平然と走っていることに感動してしまいます。
街角は洋風建築が多いです。
しかしショーウィンドウはがらんどうとしているところが多く、どことなく廃れた感じが至る所でします。
ちなみにウズベキスタンでは木の根元が白いです。
だいたいどこも白いです。
理由ははっきりとはわかりませんが、所謂都市景観のためという説が強く、現地の学生(英語の練習をしているらしく喋りかけてきた)に聞いても見栄えの為じゃないかなぁ?と、どこか曖昧です。
しかし本当に徹底しており、田舎の街路樹でも白く塗られており感心します。
この旧型自動車と街並みがすごく絵になります。
やはり旧共産圏は東南アジアや日本とは全く違います。この風景がいつまでも残っていることを願いたいものです。
公園の前には銅像が。
イスラム教なのに良いんでしょうか?
ティムールの像です。
後日シャフリサーブスを案内してくれたウズベク人曰く
・シャフリサーブスのティムール像は立っている(シャフリサーブスはティムールの生まれた場所)
・サマルカンドのティムール像は座っている(サマルカンドはティムールが愛した都市、サマルカンドの発展のために経済力の高い都市へ遠征に行くほど)
・タシュケントのティムール像は馬に乗っている(タシュケントから遠征に向かったとされている)
という風に各都市で意味が分かれているらしいです。
個人的に思ったのは後日行くタシュケントやシャフリサーブスもそうですが、ナショナリズムの高揚の意図がものすごく強くてだんだんとティムールに飽きてくることです。
前大統領イスラム・カリモフ氏が銅像の建設を命じたらしいですがナショナリズムの高揚を目指した結果、ティムール以外の名所が必然的に影が薄くなっています。
もう少しいい塩梅でティムール以降、それこそソビエト政権下のウズベキスタンやこれからのウズベキスタンを魅せる場所があれば面白いのになぁ、などと思ったりしてました。
自分が観光客になってみないと観光都市というものは意外にわからないものです。大阪も是非、観光客の意見をさらに取り入れて観光産業のさらなる発展を目指してほしいです。
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