広角で見る中之島シリーズ(?)も今回がラスト
中之島をぐるっと回ってきました。
ダイビル本館
旧ダイビルの建て替えとして2013年に竣工しました。
ネオ・ロマネスク様式の名建築として名高かった旧ダイビルの低層部を復元し、高層ビルに生まれ変わらせた同ビル。
いわゆる腰巻ビルの一つですが、なかなかきれいに収まっているのではないでしょうか?
腰巻にするぐらいなら建て替えてしまえというのが私の持論ですが、妥協のために知恵を絞った結果がこの形なのであれば、それもまた建築の醍醐味といったところでしょうか?
関電ビルディングの前にある公開緑地「中之島 四季の丘」より
ガラスカーテンウォールのビルとは対照的に、関電ビルディングは下から見上げるとあまり光を漏らさないですね。
奥に見える高層ビルは中之島ダイビルです。ビルの谷間を実感できる場所にありながら、緑化により都会の中の憩いの場になっています。
ここの向かい側には大阪市が建設する「大阪中之島美術館」が建設中です。
私も名称応募しましたが…採用されませんでしたね……
三井ガーデンホテル大阪プレミア横の歩道橋より
歩道橋の階段を上がるとその先には中之島の高層ビル群です。
関電ビルディング横の空き地や低利用の土地が多い中之島西側の羨望もこれからダイナミックになっていくのでしょうか?
同歩道橋より四つ橋筋方面を臨む
中之島のダイナミックな高層ビル群を見ることができます。
住友中之島ビルの場違い感はここからでもよくわかります。全周に工夫が施されたビルに囲まれているとどうしても雑居ビル感は否めません。
この街並みにあった再開発をしてほしいですが…東京以外には出し渋る住友不動産なのでどうなることやら…(タワーマンションとか言い出しそう…)
歩道橋を進むと土佐堀川沿いに遊歩道があります。
中之島の川沿いは基本的に遊歩道化されていますが、三井ガーデンホテル大阪プレミアより西側はいまだされておりません。
親水空間として是非とも整備を進めてほしいところですね(夜景が撮りやすくなるから大歓迎です…(笑))
中之島の高層ビルたち
先ほどの歩道橋を進んだ場所から振り返ってみました。
左から三井ガーデンホテル大阪プレミア、関電ビルディング、ダイビル本館、中之島ダイビルです。
関電ビルディングとダイビル本館の前の空間に中規模のオフィスビルが建てばここの景観としては言うことなしです。
オフィス需要の高止まりが大阪でも続いております。是非とも中之島西側の再開発や堂島の老朽ビルの建替えなど、今のうちに進めてほしいものです。
さて、次回も未定ながら、梅田あたりを撮りに行こうかななどと考えております。
時間に余裕があるときほど天気が悪いという間の悪い人間ですが、次回もよろしくお願いします。
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