道頓堀と並ぶ大阪の有名観光地「新世界」に行ってまいりました。
まさかここまで観光客が多いとは思いませんでしたが…(地元民としては数年前のさびれている新世界しか知らない)
新世界と言えば串カツ、通天閣、ビリケンさんと大体の方が思い浮かべる大阪そのものです。
新世界の本来のメインストリートは通天閣本通商店街です。
実際はここと反対側の、スパワールドに面するあたりから通天閣へ向けた通りがメインストリートのような扱いになっています。
通天閣HP
通天閣本通商店街公式HP
そして通天閣本通を抜けると大阪の代名詞、通天閣が現れます。
初代通天閣が建設されたのは1912年、第五回内国勧業博覧会跡地に新世界ルナパークという遊園地とともに、エッフェル塔と凱旋門を合体させたような建築物として建設されました。
ところが太平洋戦争中の1943年、真下にあった映画館で火災が発生、通天閣も脚部が過熱により強度不足になり、戦時中ということもあり解体して鉄材を軍需資材として徴用されました。
二代目は現在の通天閣です。1956年に再建されました。二代目は現在まで親しまれており、国の登録有形文化財にも登録されております。
通天閣の営業時間は年中無休 9:00~21:00迄です。(入場30分前まで)
一般展望台は個人料金 高校生以上700円 中学生以下400円
別に特別屋外展望台というものもあります。(別途入場料金必要 要HP確認)
地下鉄堺筋線 恵美須町駅
地下鉄御堂筋線 動物園前駅
JR・南海電鉄 新今宮駅
阪堺電車 恵美須町駅
それぞれ徒歩数分です。
本通のネオンが少し切れかかっているのが実に新世界らしい
ちなみにこの商店街のネオンも通天閣の営業時間とリンクしているのか21時ごろには消灯してしまいました…
見上げてみると普段何気なしに見ていた通天閣も造詣が深いことを認識します…
戦艦の艦橋のようで少し興奮しませんか?しませんかそうですか…
ちなみに現在(2018年8月)初音ミク「マジカルミライ2018」で通天閣と初音ミクがコラボレーションしています。(展望台の窓にうっすら初音ミクのイラストが…)
通天閣コラボは8月18日~9月16日まで。
通天閣の真下
クラブ歯磨…クラブ化粧…?
どうやら初代通天閣の天井画を現クラブコスメチックスが寄贈したようです。
2015年って… だいぶ前から来てないのがモロばれです。
場所を移して新世界
串カツの横綱やづぼらやのフグ提灯など派手な装飾は新世界の売りです。
私的にはこういった派手なネオンは住みわけがされるなら、もっともっと派手にしてほしいという思いがあります。(中之島とかにされたらいやだけど…)
ニューヨークのタイムズスクエアのように派手さから溢れる元気というのは、何物にも代えられません。今の時代はインスタ映えという言葉もあるぐらいですし。
THE OSAKA
ここら辺、昔は汚いおっさんしかいなかったイメージなんだけどなぁ… 時代は変わっていきますね。とてもいいことです。
通天閣も色は次々変わりますけど青色が一番長い時間点灯しているようです。撮れていませんけど赤色もありました。(ブレブレだった)
この派手な装飾は観光客 特に外国人観光客には大ウケです。観光客のSNSによる拡散力はすでに大阪のインバウンドで身をもって体感しているはずです。
元気で活力ある新世界には派手さが求められているのです。
ところでこの横の「づぼらや新館」やっているところ見たことないんですけどなんでなんですかね…?検索してみるとやっていないっていう記述がないので私の記憶違いなだけかもしれませんが…
スパワールドの方から見た新世界 スパワールドも21時頃にもかかわらず行列ができていました。
ここまで観光客がいるとは全く予想していませんでした。
これから訪日観光客は悪い出来事が起きない限りさらに増加していくでしょう。
大阪はより一層、外国人観光客に喜ばれてまた来たいと思える街にならなければなりません。
街をきれいにしていくことも重要ですが、こういったイメージ通りの大阪という場所もまたニーズがあることを忘れてはいけません。
住む人、訪れる人双方に優しく、好きになってもらえる街になってくれることを切に願います。
おまけ
展望台閉店後の通天閣
初音ミクコラボの絵がよりはっきり見えます。
最後に大阪市立美術館前(天王寺公園内)より撮影した通天閣。
市立美術館と天王寺公園から見たあべのハルカスは後日別記事でアップロードいたします。
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