大阪万博2025概要
2018年11月24日未明、2025年国際博覧会の開催国を決める博覧会国際事務局(BIE)総会がパリで開かれ、加盟国の投票で大阪に選ばれました!
ライバルは当初、フランス(パリ) ロシア(エカテリンブルク) アゼルバイジャン(バクー)でした。途中フランスが棄権し、ロシア、アゼルバイジャン、日本の三か国の戦いでした。
BIE総会では156か国が無記名で投票。一回目の投票では日本が85票を集めて一位通過、ロシアとの決選投票で過半数の92か国を獲得しました。
いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)
出展: OSAKA,KANSAI EXPO 2025 公式サイト
2025年大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン‟Design Future Society for Our Lives”」です。
・多様で心身ともに健康な生き方
・持続可能な社会・経済システム
をサブテーマとして掲げ、人にフォーカスを当て個々人のポテンシャルを発揮できる生き方、それを支える社会の在り方を議論とする場にしたいそうです。
未来社会の実験場をコンセプトに掲げており、グローバリゼーションの発展に伴い顕在化してきた諸問題を解決した、日本と世界の持続的成長と発展に貢献したいという考えです。
万博会場は?
出展: OSAKA,KANSAI EXPO 2025 公式サイト
大阪湾にある夢洲を舞台に行われます。
大阪負の遺産とまで言われた夢の島、夢洲がようやく日の目を見ます。
出展: OSAKA,KANSAI EXPO 2025 公式サイト
万博は最先端の技術を使った会場設営が基本です。
次世代の、若い建築家をはじめとした新進気鋭のクリエイターの活躍の場になってほしいです。
今回の万博会場 発表の際に映った映像…おじさんばかりじゃないですか
未来を志向しない、常に批判的にものをとらえる人間はそういったところから批判を行います。次世代の若いクリエイターの活躍の場をオープンな場で設けてほしいものです。
出展: OSAKA,KANSAI EXPO 2025 公式サイト
夜景が期待できそうなイメージパースです。
具体的にどこから撮るのかと言われれば咲洲の大阪府咲洲庁舎からしかないでしょう。天保山の観覧車からも撮れるかもしれませんが…
ぜひともこの目で万博の開催を目に焼き付けたいですね。
大阪メトロ中央線の延伸や、不透明ながらもJRや京阪の延伸計画など今後、夢洲を舞台に大阪湾岸部の開発がより活発になるでしょう。
万博はおよそ6年後 あまり時間はありません。各社それぞれプランは練っていたでしょう、これから大阪は投資の波がさらに押し寄せることは間違いないでしょう。
批判者はよく土建屋しか儲からないと言いますが、土建屋に片足を突っ込んでいる私には的外れだと鼻で笑ってしまいます。
土建にはあらゆる分野がかかわります。デザイン、建材、テナント、労働者、消費、ソフトウェア…
土建を下に見てしまえばそれこそ社会は終わりです。あらゆる分野の根元に位置づけされ、社会基盤の基礎を土建は築き上げているのです。
大阪へ投資の波が今まで以上に流れることを期待します。お金は回さなければ何の意味もないのですから。
大阪万博2025が示す未来とは?この技術の進歩著しい時代に示される万国博覧会の位置づけを示す重要なタイミングであると思います。