台風19号が過ぎ去りました。皆さんは大丈夫でしたか?
大阪は何事もなく過ぎていきましたが関東や甲信越では甚大な被害が出たようで、防災インフラの整備がいかに重要かが再認識されたと思います。
今回は台風が過ぎる前に中之島で中央公会堂を撮影してきました。中央公会堂だけのつもりが北浜まで行ったりとウロウロしてしまったのでまとめて紹介です。
大阪市中央公会堂の夜景
大阪市中央公会堂
もはやこのブログを見てくださっている方で知らない人は少ないと思いますが、簡単に説明を
中央公会堂は1911年、岩本栄之助氏により当時の100万円の寄付を受け建設された公会堂です。
岡田信一郎氏の案をもとに辰野金吾・片岡安の両氏が実施設計を行った、日本近代建築史の中でも重要な建築物として重要文化財に登録されています。
大阪市中央公会堂
中之島の顔として2018年、竣工から100周年を迎えました。
正面から
結婚写真を撮っていたと思われる人が二組いました。
中之島ではよく見かけます。
川沿いから難波橋が見えます。
遠くにはOMMビルがある天満橋も見えます。天満橋の再開発は行われる時が来るんでしょうか…?
ライトアップされる難波橋と大阪証券取引所
北浜もすっかり雰囲気が変わりました。どうにか金融街としての機能を残し続けてほしいのですが…東京一極集中を改めようとしない今の日本には無理かもしれません。
2019年6月に開業した「ザ・ロイヤルパーク・キャンバス 大阪北浜」です。
壁面の意匠が不思議な感覚を与えます。めくれそうな感じ…
三井住友銀行大阪中央支店
北浜が金融街だった名残をとどめる近代建築。願わくば再び北浜が金融街になることを望む…
ちなみに真正面から撮ろうとしていたら大型観光バスが真正面に路駐し、いつまで待ってもどいてくれないので諦めました。
近くにけったいな安いビジネスホテルばかり建設され、観光バスでやってきた中国人観光客を降ろすのですが…
北浜が汚されていく感じがしてたまりません。最高級ホテルであれば喜ばしいのですが、一泊1万円以下のビジネスホテルが乱立する現状はタワマン以上に我慢ならないものです。
最後に中之島に戻ってプロムナードから中之島の高層ビル群
定番であり完成された美しさを誇っています。
大阪市はもっと土地区画の職住分離区分を明確にしてゾーニングするべきです。
少なくとも最高級ホテルクラスのさらなる誘致とタワマンの都心建設基準の厳格化、オフィスビルの建設促進など課題はたくさんあります。(実際は景気動向だとかに左右されるのでとんでもなく難しい話ではありますが…)
美しい大阪を守り、東京メディアによって汚され笑いものにされてきた大阪プライドを東京を通さず世界にアピールすること。
計らずしも大阪万博で大阪は世界の注目を集めます。2025年までに笑われない、素晴らしい大阪を築いてほしいものです。